「『自分の大きさ』が解ったら 『何をしたらいいか』がやっと解る」

3月のライオン(著:羽海野チカ)の名言

「『自分の大きさ』が解ったら
 『何をしたらいいか』が やっと解る」
『3月のライオン』 / 国分(学年主任の先生)
『3月のライオン』 第9巻

ひなたが通う中学の学年主任の先生の一言。

自分がどこまでの大きさで、世界はどんな大きさなのか。
自分に何ができて、どんなものを目指せるのか。
いろんな自分のことがわからなさ過ぎて、前に進めないこともあるのだろうなと感じた言葉です。

「何にでもなれて、どんな可能性もある」というのもひとつの考え方で共感しますが、こちらの考え方もまた事実だなと感じます。
「なんでもしていいよ」と言われても、どんな選択肢があって、どんなことをして良いのか全く見当がつかない中ではなかなかできないです。
何もない先も見えない大きな部屋で、「さぁ何でも好きなようにどうぞ」では大抵の人は戸惑ってしまうのではないでしょうか。

自分と世界を知ることが、歩き出すのに必要なもののひとつだと思います。
学年主任・国分の臨時担任としての最後の言葉でした。
この言葉が、いじめ主犯格の生徒・高城めぐみに届いたかはわからいないですが・・・。

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