「実年者は、今どきの若い者などということを絶対に言うな。・・・ 何ができるか、とその可能性を発見してやってくれ。」

山本五十六の名言

実年者から見た若者に対しての言動を指した言葉です。

「実年者は、今どきの若い者などということを絶対に言うな。
なぜなら、われわれ実年者が若かった時に同じことを言われたはずだ。今どきの若者は全くしょうがない、年長者に対して礼儀を知らぬ、道で会っても挨拶もしない、いったい日本はどうなるのだ、などと言われたものだ。その若者が、こうして年を取ったまでだ。
だから、実年者は若者が何をしたか、などと言うな。
何ができるか、とその可能性を発見してやってくれ。」
『山本五十六語録』 / 山本五十六

所感

最後の「だから、実年者は若者が何をしたか、などと言うな。何ができるか、とその可能性を発見してやってくれ。」が最も伝えたい内容なのでしょうね。

個人的には、自分が若いころに言われたことを、若者に対して言っているというのは悪くないなと思っています。
自分たちの若かりし頃を思い出しますし、そういう歴史が繰り返されていくのも感慨深いものがあります。
少なからず、先人達の教えも入っていますしね。でも山本五十六の言うように否定的な言葉を並べるだけであれば言わない方が良いですね。

できていないことをあれこれ言うよりも、自分たちの経験から、彼らがどう歩んでいくかの道標になっていきたいと私も思います。

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