「争いの果てに得られたものであっても平穏はそれだけで価値あるものだ。全てを失ったように思えても、いくばくかの想いは手の内に残る」

幻想水滸伝Ⅱの名言(台詞:ジョウイ)

「争いの果てに得られたものであっても平穏はそれだけで価値あるものだ。
 全てを失ったように思えても、いくばくかの想いは手の内に残る」
『幻想水滸伝Ⅱ』 / ジョウイ

感想

幻想水滸伝Ⅱのジョウイのセリフ。

争いで人も国も大地も傷ついたとしても、そこに平穏が得られるのであればそれだけで価値がある。
争いだけで傷つくだけの状態よりはよほど良いということですね。

戦いが始まることで被害を受ける人たちもいて、それを止める戦いをすることで受けていなかった被害を受ける人たちもいる。
どんな大義を掲げても立場によって憎しみは生まれるのかもしれませんが、この「いくばくかの想い」のために戦うことをジョウイは選んだということでしょう。

ジョウイにとって、短い間とはいえお世話になり家族とも言える存在をなくした彼はその根底にある戦争を憎んだのでしょうね。
主人公といるときはとにかく優しいイメージのジョウイでしたが、ピリカとの関わりで黒く深いものを抱えることになりました。
独自の考えで単独に行動を起こし、この争いを止めようとします。ジョウイなりのやり方で。

それでも、ジョウイの中の優しさはなくなっていないのがジョウイですね。
強さだけに心を奪われることはなく、その根底には優しさがあるところが好きです^^

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